たびえもん旅の思い出/車社会のストレスの巻

旅の思い出。今回はイタリアはベネチアからひとつ。

ご存知ベネチアは水の都。電車、自動車、バイクはもちろん、自転車すら走っていません。中世と同様、船と徒歩が交通手段の街です。

まず気づいたこと。街が静かです。車の走行音というのはかなりうるさいものなんですね。

そして、いきなり車が飛び出してくるかもしれないという不安から解放され、子ども3人を連れてもリラックスして歩けます。

街を血管のように巡る水路にはどこでも停船できるように柵はなく、海に落っこちる危険もあるのですが、そこは内陸、練馬育ち。子ども達は恐る恐る水面をのぞきこんで自分から近づこうとしないので安心です(笑)。

エンジンのない船を使っていた中世は、さらに静かで風雅な雰囲気だったでしょう。波の音、風の音、生演奏の音楽、人のざわめき…。あんまりうっとりしないタイプですが、ベネチアでは魔法にかかりました。

不便を承知でこの街を遺したイタリア人は偉い!(店長 ごっちん)