一番美味しかったものは何ですか?と聞かれることがよくあります。

ナシゴレンや、ホウレンソウとチーズのカレー(パラックパニール)など好きなメニューは数多いですが、中でも思い出深いのはラグメン。中国は新疆ウイグル自治区の麺料理です。

きしめんのような太めの麺に、肉と野菜を炒めたたっぷりの具材を載せて食べます。ウイグルへ行けば、どんな田舎の町の食堂でも食べられます。

でも実は僕の思い出の味は、ウイグルで食べたものではありません。パキスタン中部の都市ラワールピンディのラグメンです。

パキスタン料理はダル(豆)やマトンのカレー。美味しいのですが、しばらく体調を崩していた僕は、香辛料の効いたカレーを食べ続けることが、いささかしんどくなっていたのです。

そんなとき大いに助けられたのが、新疆料理店のラグメン。優しい味付けの麺と、一緒に出されるジャスミン茶が、この上なく嬉しく感動的でした。

カフェ開業当初、味を再現しようと思いつつ、出来ませんでした。いつかまた食べに行くぞ!(ふねしゅー)