家族4人ニューカレドニア旅行

投稿者 ふねしゅー
旅行先 ニューカレドニア(カナキー)、ヌーメア
時期/日数 2010年8月、4泊6日
参加者 父親、母親、長男(3歳)、長女(1歳)
外部サイト http://www.funeshu.com/tabi/new-caledonia01.html

どんな旅行だったか

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夏休みを利用して、南太平洋のニューカレドニアを訪れました。 3歳の長男は2回目の海外、長女は初めてでした。首都のヌーメアに近いアンスバタビーチに4泊滞在、 といってもそれほど海遊びはせず、毎日のようにバスに乗って、あちこち出かけていました。

印象に残っているのは、ヌーメアの食堂で隣のテーブルに座ったフランス系のおじいさんと メラネシア系の兄ちゃんの2人組に話しかけられたこと。最初は警戒していた長男でしたが、 見事アイスクリームで買収された後は、保育園で習った振りつきの歌を披露したり、 おじいさんの膝の上に乗って遊んだりと、お互い言葉はまったく通じないのに、 すっかり仲良しになっていました。

良かったこと、楽しかったこと

帰国して数日後、長男が突然「ボンジュール!」と言い出したのにはびっくりしました。 ニューカレドニアはフランス語圏、でも旅行中はひと言も喋らなかったのに。。 でもちゃんと覚えていたみたいで、その後もときどきギャグのように使っています。 また、食堂でのおじいちゃんとの出会いはとても楽しかったようで、「ボンジュール」 と言ったあとはたいてい、「ひげのおじいちゃん」について話してくれます。

好き嫌いの激しい長女。あれも嫌い、これも嫌だと、家ではいつも選り好みばかり。 ところが旅行中は、色々動き回ってお腹が空いていたのでしょう。広場で開かれていたメラネシアの お祭りで、バナナを煮込んだ郷土料理。その甘さと味に親2人が苦戦する中、 パクパクと進んで口に運んでいました。やれば、できるじゃないか!

大変だったこと、失敗したこと

夕陽の名所といわれるウアントロの丘、登りに行ってその眺めを楽しんだまでは良かったのですが、 問題はその下り。当たり前なことにどんどん暗くなり、しかも子連れのため下山スピードは遅く、 一緒に歩いていたほかのハイキング客たちも、気がつくといなくなっていました。 車の走っている音は聞こえるものの、舗装路への出口が分からず、子供たちはぐずり始め、 プチ遭難気分を味わう羽目になりました。

でも、都会育ちの子供たちに、初めて日没を見せてあげることができて、 南十字星も見つけることができたので、よかったです。

その他、印象に残ったこと

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フランス領のニューカレドニア。ガイドブックには「ヌーメアは太平洋のプチ・パリ」だなんて 書いてありましたが、実際に訪れてみたら印象は全然違いました。フランス文化の影響は大きいけれど、 やっぱりメラネシアの島国。近いうちに独立か田舎の住民投票が行われると聞いていますが、 独立した暁には採用される予定のカナキー国旗をあしらったシャツやズボンを着ている人を、 ちらほらと見かけました。

子供たちが次にニューカレドニアを訪れる機会があったら、 ひょっとしたらその頃には地図が塗り変わっているのかも。 そんな子供たちの未来のことを、ふと考えてしまう旅でもありました。

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