父と3歳息子の石川県2人旅

投稿者 ふねしゅー
旅行先 石川県、金沢市
時期/日数 2010年11月、1泊3日
参加者 父親、長男(3歳)
外部サイト http://www.funeshu.com/

どんな旅行だったか

写真

金沢で開催された国際交流イベントに参加するのが目的で出かけたのですが、 せっかくならとの思いつきで3歳の長男も連れて行きました。 日帰りで一緒に出かけたことはありますが、宿泊を伴う2人旅は初めてです。

行きは夜行バス、ホテルで1泊して、帰りは鈍行と特急と新幹線を 乗り継いで帰ってきました。当初「特急と新幹線に乗る」という謳い文句で 長男を釣ったのは言うまでもありません(笑)

良かったこと、楽しかったこと

心配だったのは行きの夜行バスです。夜泣きをする年齢ではないのですが、 途中でぐずったらどうしようという怖れがありました。車内が乾燥していたためか、 また寝づらさもあって「のどが渇いた」と少しべそをかく場面がありましたが、 無事休憩のサービスエリアに着いて、ジュースにありつき喜んでいました。

母親がいると甘えてしまうところ、父親と2人だけということを、 彼自身もよく理解していて、その後も家に帰るまでの間、我慢するところを我慢し、 頑張るところを頑張りながら、楽しんでくれたように思います。 旅行が終わって数日たったとき、「男同士で旅行した」と満足そうに話してくれました。

大変だったこと、失敗したこと

出展ブースでじっとしているのはやっぱり退屈なようで、たびたび散歩に出 かけました。 会場は1階から4階まで分かれていて、エスカレーターで移動ができます。 私たちのブースは3階で、まず4階にあがりました。そこで、ふと私が展示を眺 めていたのは、 ものの1分くらいだったと思います。気が付くと、どこからともなく長男の泣き 叫ぶ声が 聞こえてきました。

エスカレーターのところが吹き抜け構造になっていたため、階を隔てて声が 通ります。 すぐに、下の方から声が聞こえていることが分かりましたが、吹き抜けを覗き込 んでも姿は見えません。 結局順番に降りて行って最後の1階で泣きじゃくる長男を発見しました。

実はその後しばらくして、彼にはぐれたことについて聞きました。 「なんで勝手にエスカレーターに乗って行っちゃったの?」と。 そうしたら半ベソ顔になって、「お父さんがついてこなかった!」と本気の抗議 をされました。 すぐに見つかったし、迷子なんてよくあることなので、笑い話のように考えてい たのですが、 本人にとっては心の傷になってしまっていたようです。

見知らぬ土地で、母親がいない分、父親が唯一の頼りであり、その父親が消 えてしまったことが、 とてつもない恐怖だったのでしょう。反省です。。

その他、印象に残ったこと

金沢での夕ごはん、何を食べたいと尋ねたところ「カレー」と答えたので、 観光案内所でインドカレーの店を聞きました(そんな観光客は他にいないでしょ う!)。 2種類のお子様メニューの中から好きな方を選び(カボチャのカレー)、 私が頼んだナンもおいしそうに平らげました。

相当疲れがたまっていたはずですが、 ホテルの部屋で晩酌しようと思っていた私が「ジュースとお菓子買っていく?」と話を振ると、 「ウン」と即答。ホテルの部屋で乾杯したのがとても楽しい思い出です。 30分としないうちに眠ってしまいましたが。。。

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