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おすすめ旅行情報/アンコールワット(カンボジア)


国旗

東南アジアで一番人気の遺跡といえば、やはりアンコールワットでしょうか。 正確にはアンコールの遺跡群と呼ぶべきですが、とても徒歩では周り切れない広大な範囲に、 仏教およびヒンドゥ教の遺跡が点在しています。

最も有名なアンコールワットはヒンドゥ教の寺院であり、少し離れた王都アンコールトムの中心バイヨンは仏教寺院です。

インドの遺跡にも(アジャンタなど)、仏教とヒンドゥ教、さらにはジャイナ教の寺院が混在して残されているところがありますが、 決して対立していたわけではなく混在して造営されている点は、一神教の西洋人には理解しにくい部分かもしれません。

私がアンコールを好きなのは、非常にアジア的であり、自然との一体感が強いことです。 アンコールワット近くの池では、子供たちが水浴をして遊んでいました。 密林の道をバイクタクシーに揺られて走っていくと、次の遺跡が現れます。

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【アンコール/バイヨン遺跡】

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【アンコール/タ・プロム遺跡】

なんといっても印象的だったのは、タ・プロームと名付けられた僧院の遺跡。遺跡全体が緑に覆われ、 樹木の根が遺跡の壁を這っています。とうの昔に滅び去った遺跡が、成長を続けるジャングルに侵食されていました。

ちなみにアンコール遺跡群は、非常に高額な外国人料金の先駆けであると言われています。

途上国において、現地人料金と外国人料金に差があるのはよくあることですが、遺跡の保護や修復のため、 その資金を外国人料金に求めたというやり方は、後に世界中の世界遺産に模倣されたそうです。

時代 9~14世紀
建設者 アンコール王朝
規模 ★★★★★/歩いて回るのは不可能、1日で見て回るのも不可能な広さです
景観 ★★★/日の出あるいは夕焼けの時間帯のアンコール遺跡も人気があります
独自性 ★★★★/遺跡によって成立年代や依拠する宗教が異なるため、個性を楽しめます
難易度 ★★/拠点の町シェムリアップから、ツアーで行くか、チャーターか、自転車を借りるか
世界遺産 1992年登録(文化遺産)
訪問時期 1999年5月/2009年3月

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