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おすすめ旅行情報/ペトラ(ヨルダン)


国旗

人類で最も古い歴史を持つ地域、それが西アジア。紀元前から幾多の文明が栄え、滅びました。 当然世界史上に残る大遺跡も多いのですが、その中で白眉とも言えるのが、ヨルダン南部に凛然と建つペトラ遺跡です。

俗に中東の3Pといいます(変な意味ではありません)。イランのぺルセポリス、シリアのパルミラ、そしてヨルダンのペトラです。 人によって好みは違いますので一概には言えませんが、最も人気が高く、そして私自身もより強く印象に残っているのが、やはりペトラです。

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【ペトラ/王家の墓】

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【ペトラ/暇そうなラクダたち】

映画インディージョーンズの舞台ともなり、数年前には退陣間際の小泉首相が訪れラクダに乗ってはしゃいだことでも有名なペトラは、 ナバタイ人と呼ばれる人々が築いた中継交易で栄えた都です。標高千メートル級の山岳地帯の中程に位置し、 独特の赤色の岩盤に彫られた寺院や住居跡が、荒涼雄大な自然の中で迎えてくれます。

拠点となるのはワディムーサと呼ばれる町。私は自転車で訪れたのでバス路線に詳しくありませんが、 山の中なので多少行きにくい場所かもしれません。ペトラは丸一日あっても足りないくらいの大遺跡ですので、 2日券や3日券を買ってじっくり観光してもよいでしょう。ついでに、周囲の山岳地帯を縦断するキングスハイウェイが非常に眺望の優れた道なので、ぜひ訪れて体感していただくことをお薦めします。

時代 前1~後2世紀頃
建設者 ナバタイ人(地中海とアラビア半島を結ぶ交易によって栄えたそうです)
規模 ★★★★/広範囲に見所が広がっており、1日では到底全てを見切れません
景観 ★★★★/赤みを帯びた岩の色合いが美しく、巨大な建築群に圧倒されます
独自性 ★★★★/険峻な地形に岩をくりぬいて造られた都市は、なんとも個性的です
難易度 ★★★/遺跡から3キロほど離れたワディ・ムーサの町が観光の中心です
世界遺産 1985年登録(文化遺産)
訪問時期 2002年1月

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