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今日の旅育~子供や若者の旅を応援する、日々の最新ニュース(2010年12月の記事)

京都の小6生、世界遺産無料に(2010年12月27日)

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2010年も残すところあとわずかとなりました。みなさま冬休み、 お正月の予定はいかがでしょうか?

このたび京都市は、子供たちに京都の文化を学び楽しんでもらおうと、 市内の小学6年生に6か所の有名寺院などを無料で見学できる「京都再発見カード」を 配布するそうです。

無料で見学できるのは金閣寺、銀閣寺、清水寺、東寺、天龍寺、 二条城。いずれも世界遺産に指定されている有名どころばかり。 いいなあ私が欲しい! と思わず手を挙げたくなる人が多そうです。

残念ながら対象は市内の小学校192校に通学する6年生約1万2400人で、 児童本人のみだそうですが、小学校6年生と言えば社会の授業で歴史を習う学年でもありますし、 子供がタダなら連れて行こうかという親もいるかと思います。6年生だったら、 友達同士でというのもアリかもしれません。初詣にも使えますし!

自分が小学生の頃を考えると、お寺や神社にはあんまり興味が無くて、 大人になって30歳を過ぎて、徐々に関心が出てきたような気もしますけれど、 地元の文化、日本の歴史に小さい頃から触れておくのは、とても重要なことですね。

100万円あったら旅行に使う?(2010年12月22日)

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あなたは、もし突然100万円手に入ったら、何に使いますか? 欲しかったものを買う、一晩で豪遊する、ギャンブルでさらに増やそうとする、 など色々思いつくかもしれません。

先日の日経新聞土曜版に、100万円あったら旅行に使うかという質問で、 小中学生(小学5年~中学3年、200人)へのアンケート結果が載っていました。

結果は案外順当というか、 1位が貯金で圧倒的に多く43%、2位が旅行19%、3位がゲーム14%となっています。 親に渡すという殊勝(?)な子供も6.5%。。。

旅育ひろばの注目は、もちろんやっぱり2位の「旅行」です。 子供たちの回答理由が、なかなかどうしてイイ感じです。

「日本では味わえない経験をしたい」(小学女子)
 「世界遺産巡りをしたい」(小学女子)
 「みんなを喜ばせたいから家族旅行」(中学女子)

1位の貯金についても理由を見ていくと、
 「貯金するけど、ハワイにも行ってみたい」(小学女子)

ん? なんだか女子ばっかり。。 でも、男子にもいました。

「将来は海外の大学に行きたいのでその費用をためる」(小学男子)

子供たちの外の世界に対する興味、関心。 どう育てていくかは、周りの大人次第ですね。

誕生日に旅育、これってアリ?(2010年12月16日)

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ゴールデンウィークを地方によって1週ずつずらし、連休を分散させる。 一時期新聞やテレビを賑わせた連休分散化案ですが、 このたび観光庁はアイディアを撤回し、内容を見直す方針を固めたそうです。

誰しもゴールデンウィークに行楽地に出かけ、 その混雑ぶりにうんざりした経験があるのではないでしょうか。 混む上に金額が高い、だからゴールデンウィークはどこにも出かけない。 そう決めている人も少なくないかもしれません。

休暇分散化案は、そんなゴールデンウィークの異常な混雑と旅行費用の高騰を解消し、 旅行需要をばらけさせようというアイディアでした。 ドイツやフランスでは、学校の休みを地域別に分散させている先行事例があるそうです。

面白いアイディアじゃないかと思ったのですが、 離れて暮らす家族・親戚との休みが合わなくなるとか、 地方の営業所や工場との休みがずれると仕事ができなくなるなど、 反対論が多く、ひとまず断念するに至ったようです。。

ん~、難しいですね。。。

話変わって、トヨタの車ラクティスのテレビCM。 タレントの新垣結衣さんが「子供の誕生日に有給、これってアリ?」と問いかけをしています。

このCM見ながら、「アリ、アリ」とうなずいているお父さんよりも、 「ムリ、ムリ」と首を振っているお父さんのほうが、おそらく圧倒的に多いのでしょうね。。

休暇分散化よりも有給取得率の向上と、よく言われていることですが、 みんなが休まないと休めない、自分1人で休めない、 そんなニッポンの社会に染みついた雰囲気を変えていかないといけませんね。

子供の誕生日に有給、土日もつなげて旅育、これってアリ?

1人旅、男はタイで女はハワイ(2010年12月13日)

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みなさんは海外で1人旅をしたことがありますか?  もし1人旅をするなら、どこの国へ行きたいと思いますか?

このほどホテル予約サイトのエクスペディア・ジャパンが調べたところによりますと、 「年末に1人旅をするならどこ?」というアンケートに対して、 男性の1位はタイ、女性はハワイだったそうです。

男性のタイ(バンコク)はバックパッカー旅行のメッカであり、分かる気がしますが、 女性のハワイは意外です。ハワイって、カップルや家族など 2名以上で訪れるのが当たり前の場所というイメージがありましたが、 そうではないんですね。。

また「初めて海外1人旅をした年齢は?」という設問についての、男女の回答差がオドロキです。 男性も女性も、1位は20~24歳、2位は25~29歳ですが、3位が大きく違っています。 男性は35~39歳であるのに対し、女性は19歳未満! だそうです。

男は30過ぎて、一緒に旅行してくれる連れ合いが少なくなって、1人旅に向かうのでしょうか?  女性の場合、生まれて初めての海外旅行が1人旅というケースも多そうです。 そもそも20代の旅行者数は、男性よりもずっと女性が多いですから、 女性のほうがずーっとパワフルなんですね。がんばろう男子!

「海外1人旅の後の心境やそれをきっかけに変化したことは?」という設問の答えも注目です。 男女とも1位は「よいリフレッシュ・息抜きになった」、2位は「趣味や好奇心が満たされた」。 そして3位に「自分が成長することができた(男性)」「度胸がついて強くなった(女性)」が ランキングしています。

旅を通じて成長する、度胸が強く。女性がこれ以上強くなったら困るというツッコミはさておき、 「旅育」にも大いにカンケイする調査結果ともいえそうです。

エアアジアXは旅育の味方?(2010年12月9日)

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エアアジアXが本日12月9日、羽田空港に就航しました。

エアアジアX、なにそれ? 新しいスタミナドリンク? という方もいるかもし れませんので、簡単にご説明いたします。

エアアジアXは、今をときめく格安航空会社(通称LCC)で、 マレーシアの首都クアラルンプールを拠点としています。 発着料の安い空港やターミナルを使用したり、機内食などのサービスを徹底的に省く(有料化する)ことで、 従来の航空会社(レガシーキャリア)ではありえなかった、低廉な価格を実現しました。

格安航空会社は、アイルランドのライアンエアーや、アメリカのサウスウエスト航空など、 欧米で先行しましたが、最近ではアジアでも急速に勢力を伸ばし、エアアジアは筆頭株と言われています。 東南アジア内の近距離路線がエアアジア、国際長距離路線の運航はエアアジアXと分かれています。

羽田⇒クアラルンプールの運賃は、キャンペーン料金がなんと片道5000円!  ホームページを見ると、クアラルンプール⇒シンガポールが776円、 クアラルンプール⇒プーケットが1606円と、 単位を間違えているのではないかと思える金額が並んでいます。

だって、クアラルンプール⇒シンガポールの距離は、300キロ以上あるんです!  「バス感覚で乗れる」「今まで飛行機に乗らなかった人の、新たな需要が掘り起こされる」が 格安航空会社の謳い文句ですが、まさに、そんなに安いなら行ってみようかなと思う人も、 増えてくるのではないでしょうか。

お金が無い若者の旅行にも、 家族全員分の予算が限られる子連れの家族旅行にも、格安航空会社は大きな魅力ですね。

座席が狭い、突然の欠航があるなど、マイナス要素も指摘され、 従来の航空会社、旅行業界にとっては、既存顧客を奪われる影響が懸念されるところでもありますが、 旅育の選択肢が広がるのは悪いことではありません。

今まで旅行を考えなかった人が、旅に出る。 エアアジアXの羽田就航が、そんなきっかけの1つになると嬉しいですね。

天高く伸びる東京スカイツリー(2010年12月5日)

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トップページで随時更新している「今日の旅育」のバックナンバーをまとめました。 旅育に関連するニュース、旅行・観光業界の大きな動き、注目の話題などを綴っています。

連日の快晴が続いた東京。スカイツリーを見に行きました。 現在の高さは511メートル。最終的な高さは634メートルです。

建設中の姿は今しか見られないということで、見学が大人気のスカイツリー、 天気が良かったということもあって、たくさんの人、人、人。 周囲の公園で、橋の上で、そして工事現場の間近で、カメラを構え、 首をひねって見上げてをしていました。

「ちゃんと覚えときなよ。造ってるところを見たってこと」

自分の子供に言い聞かせている親の姿を、あちこちで見かけることができました。

東京タワーが建設中だった頃の様子が、映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で描かれ、 (あの頃の日本は良かったなぁ)とノスタルジーを誘っていました。 昭和30年代、古き良きニッポン。

それに比べると、今の時代はどうでしょうか? 不景気? 少子高齢化?  嫌な事件が増えた? 思わずも否定的な言葉を並べてしまうことが多いですが、 天高くグングン伸びていくスカイツリーの姿を見て、それじゃダメだと反省しました。

「完成したら、また来ようね」

スカイツリーを見上げている子供たちの目は、みな輝いていました。 自分たちの背がこれからもっと伸びるように、スカイツリーもこれからまだ高くなる。 発展していく未来の希望が、そこに感じられるのでしょう。

未来の大人たちのために、今の大人たち、がんばれ。

旅育ひろば開設のご挨拶(2010年12月1日)

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みなさま、こんにちは。旅育ひろばの管理人、木舟周作と申します。

このたびは子連れ旅行や若者の旅行を応援する旅育をテーマとした当ウェブサイト、 旅育ひろばにご来訪いただきまして、ありがとうございます。

「旅育」というのは、聞き慣れない言葉かもしれません。 でも漢字を見ると、なんとなく意味を感じ取っていただけるのではないでしょうか。 「かわいい子には旅をさせよ」ということわざがありますが、 旅行を通じて、子供たちや若者の成長を促し、ニッポンを元気にしたい!  という願いが込められています。

旅行が好きな人、旅行がそれほど好きではない人、どちらも歓迎です。 むしろあまり旅行に関心の無い人にこそ、旅行の良さ、楽しさを伝えたいという想いがあり、 当サイトを開設しました。 ぜひ当サイトを訪れることをきっかけにして、旅行に興味を持って、 旅育を応援していただければと思います。

旅育ひろばは、参加型のサイト作りを目指しています。 旅育体験の投稿ページをはじめ、みなさまに楽しんで参加していただけるページを、 今後どんどん増やしていきたいと考えています。 旅育についてのご意見やアイディアがありましたら、お気軽にお寄せ下さい。

末永く、どうぞよろしくお願いいたします。

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