スペイン N様(カップル)2023年1月
- お客様の声
- まず、木舟様には今回も大変お世話になり、感謝しております。コロナで不透明な状況下、やはりプロの方にお願いすることが非常に有効であると感じました。規制の対応へのフォローや、万一情勢変化があった場合のリスクや、その低減方法などをいつも適切なタイミングでご対応頂き、非常に助かりました。
スペインは以前に旅行した経験はあり、マドリード、バルセロナは再訪となりますが、その中でも新たに訪れた個所もあり、満足しています。南部は初の訪問でしたが、宗教の混合が建築物等にも見られ、イスラム建築が破壊されず保存された貴重さを感じ、その辺りを観光できたのは、とても良かったです。■フライト
・行きの成田がチェックインが行列で、1時間半くらいを要しました。職員が少なそうなのと異常に大きな多数の荷物を持ち込みしているグループがあり、それで1レーン使われているのも要因かと見えました
・フライトは約45分遅れで離陸。そのため、1時間半のトランジット時間は非常に少なくなり約30分、広い空港での移動もあり、ファストレーンを使用しても、ずっと走って移動して、締め切りギリギリで到着
・そのため、やはりマドリードではスーツケースが届かず、翌日の配送となりました
・帰りのフライトでは特に問題ありませんでした■マドリード
・スペイン広場は改修中でしたが、ドン・キホーテ像は見られました。サバティーニ庭園を少し見ながら、予約しておいた王宮へ。以前の旅行では王宮内部は入らなかったのですが、今回は入場、その豪華さや規模に驚きました。スペイン王室の力を感じました。
その後、隣のアルムデナ大聖堂、そしてサンフランシスコ・エル・グランデ教会へ。サンフランシスコ・エル・グランデ教会は名前通りの大きさが凄かったです・二日目はエル・エスコリアル修道院へ。初訪問ですが、王宮同様に権力の大きさを感じました。スペイン語圏は12か国訪問していますが、スペインは中南米に対して「取る側」であり、黄金などの規模の違いをかなり感じました。修道院は庭園も見事で、また評判高い図書館の絵画や天井画は凄かったです。
・Rayo Vallecano VS Real Betisの試合を観戦してみました。RayoはMadridをホームとしている1部の3チームのうちの1つで、ホームスタジアムは小さめですが、非常に熱心なファンで一杯でした。その意味で楽しい経験ができました。
夜はAtletico Madrid vs Barcelonaのビックマッチを観戦、比較的新しいスタジアムは綺麗でそこも楽しめました。試合はBarcelonaが1-0で勝利、AwayのBarcelonaもサポーターが少なからず見かけました。・翌日月曜日はプラド美術館~ソフィア王妃芸術センターと美術館巡り。以前訪問した際にはパリの美術館に出展中であったグレコの名画も見られ満足、ソフィア王妃芸術センターではピカソのゲルニカを中心に鑑賞。以前はゲルニカ以外は撮影可でしたが、全面的に禁止になっていました。
・翌日はAVEでトレドへショートトリップ、無料のサンタクルス美術館でグレコの作品を鑑賞。その後、以前、混雑で入れなかった大聖堂へ。さすがにマドリード以前に宮廷があった古都だけあり、凄い規模でした。グレコの名作がたくさんで、これも良かったです。■コルドバ
ローマ橋、カラオーラの塔、アルカサルへ行き、PMはメスキータへ。メスキータはイスラム建築中心に素晴らしかったです。
南部の町は宗教の融合があり、レコンキスタ後にイスラム建築を破壊しなかったことは、非常に現在、価値を感じられました。■セビージャ
・大聖堂は見事で、当時の4人の王が担ぐ様式のコロンブスの墓も素晴らしかったです。
アルカサルはチケットに並びましたが問題なく入場できました。庭園がとにかく広く、孔雀などもいて、楽しめました。
夕刻前にスペイン広場へ移動、夕暮れになっていく景色をゆっくり楽しみました・翌日はマカレナ地区などをめぐり、El Corte Inglesなどのデパートも少し見て街歩きしました。セビージャは歴史ある街並みではありますが、都会的で非常に住みやすそうに感じました。
■グラナダ
・ホテルチェックイン時に受付で、観光の効果的な回り方を地図を交えて教えて頂きました。自分の想定と似てはいるものの、ポイントが分かり助かりました。
・アルハンブラ宮殿では日本語を話すスペインの方(大学の第二外国語で学んだそうです)が職員にいらっしゃり、回り方などを教えて頂きました。
ナスル宮殿はやはり素晴らしかったです。庭園も広く、また水などが効果的に使用されており良かったです。■バルセロナ
カサ・バトリョを訪問。以前は有料でなかったARの演出が有料になっていました。無料の時代もAR機器を貸与されましたが、それを通じて建物を見ると実際にじかに目で見ていないことになるので、私は使用していませんでした。
建物内にバルーンを配置したり、プロジェクションマッピングがあったりで演出が派手に変わっており、中国の方々を中心に喜ばれている様子でした(自撮りには良いのかもしれません)。私個人としては、演出は蛇足とは感じてはいるのですが・翌日はサグラダファミリアへ。聖堂の素晴らしさは別格でした。ここだけは特別な場所だと思います。外観では建築が進み、塔に星がついたりで、その辺りの変化も味わえました。
サグラダファミリアは、過剰な演出不要の唯一無二の場所だと思います。また、礼拝堂付近で係りの方が、「19:00には地下礼拝堂に入れる」と教えて頂き後日行きました。・その後、徒歩でサンパウ病院へ。ガウディだけでなくドメネク・イ・モンタネールの建築も好きです。このサンパウ病院は好きなところですが、ちょっとここも演出が入っていました。確かに以前は、本当に広い部屋のみ、という箇所が多々あったのですが、そこに病院っぽいオブジェや演出がありました。その辺りはちょっと微妙ではありました。ある部屋で施設の方に聞いてみしたが、2017年に新設されたサービスなどもあったようです。
・夜はカタルーニャ音楽堂でクラシックのコンサートを鑑賞。こちらもドメネク・イ・モンタネールの建築で素晴らしかったです
・翌日は朝は急に雨が降りちょっと難儀しましたが、ピカソ美術館に入っている間に雨はやみました。ピカソの作品を堪能しました。
その後、大聖堂、サンタマリア・デル・マル教会に行き、それぞれの荘厳さや大きさを味わいました。当初はロープウェイでモンジュイックへ行く想定でしたが、強風でロープウェイは運航しておらず、ケーブルカーでモンジュイックへ行きました。モンジュイック城は強風で一部Closeしているところはありましたが、ここは初訪問なので来られてよかったです。■その他
・朝食の時間を伺っておけば良かった、と思いました。個人的に立てた旅程で朝の出発が比較的早めで、朝食の時間に間に合わないということがあったため。
・当時は公共交通機関ではマスク着用が呼びかけられており、マドリードではかなり高い順守率でした。また、南部でも比較的順守率は高め、一方でバルセロナでは割と低めでした。
・南部は暖かいと思いきや、朝はかなり寒かったです。バルセロナではかなりの強風が2日あり、その意味で寒さはありましたが、全体的に難儀するほどではなかったです。木舟様に旅行についてお願いさせて頂くと、いつも良い結果になり、今後もお願いさせて頂けると幸いです。今回もありがとうございました。
- たびえもんより
- 詳しいご感想ありがとうございます。久しぶりの海外旅行は一段と新鮮だったのではないでしょうか。
私自身が直近でスペインを訪れたのは10年近く前ですが、ARの演出などはもちろんのこと、変わっているところはたくさんあると感じました。
往路はフライト遅れがあったのですね。。コロナ後の需要回復に、現場スタッフの人数の回復が追いついていない側面が、あちこちであるのかもしれません。。
そのほか各所のご説明ありがとうございます。マドリードのところ、スペインは「取る側」云々という記述は、中南米各地を訪問されたご経験ならではの着眼点のように思いました。複数の国を訪れて、比較してみて、また違った見え方がするということがありますね。
Rayoのサッカー観戦体験や、グラナダのアルハンブラ宮殿でのエピソードなど、現地の人との交流の機会などもありましたようで良かったです。
またお役に立てる機会をお待ちしております。