たびえもん旅の思い出/富士山よりも高くの巻

先日八ヶ岳の蓼科に、子供たちを連れて山登りに行きました。標高2500m、森林限界を越えると景色がガラリと変わる。久しぶりの絶景でした。

海外でも何度か山登りをしたことがありますが、印象に残っているのは、ヒマラヤ。

6000m以上の「登山」と5000mまでの「トレッキング」が厳密に分けられていて、トレッキングは素人でも楽しむことができます。

風光明媚な湖畔の町ポカラから、アンナプルナ山のベースキャンプを目指す道のりは、およそ10日間。10日と書くと、大変に思うかもしれませんが、そんなことはありません。山の民が暮らす村々があるからです。

段々畑が広がり、学校に通う子供たちがいて、宿泊施設もあります。お金を払えば、荷物を担いでくれるシェルパを雇うこともできます。

3000mを過ぎると、村もなくなります。富士山の標高を越えると、少し息苦しく、あたりは雪景色に変わります。

見上げれば8000mの神々の峰。辿り着いた山小屋、フランス人、韓国人、南アフリカ人など、なんとも多国籍でした。(代表 ふねしゅー)