今年は梅雨が長く、東京は7月も末になって、ようやく暑くなってきましたが、ヨーロッパでは、フランスやドイツが40度を越える記録的な猛暑に見舞われています。さらにインドでは50度超の気温を記録したとか。

 僕はかつて自転車で世界一周をしていたとき、酷暑と極寒だけは、なるべく避けるルートをとりました。アラスカは夏に訪れ、エジプトやインドは冬に訪れました。

 安宿には当然エアコンは無く、季節によっては「ベッドに水をかけて寝た」なんて、本当か嘘か分からないような話も聞きました。

 一番暑い時期は避けつつ、それでも暑かったのは、イランとパキスタンの国境に広がる砂漠地帯。蒸し風呂のような室内、安全面でよくないと分かりつつ、思わず部屋の扉を開け放って、それでも寝つけませんでした。

 でも。イランでは街角に冷水器があったり、パキスタンの安宿では凍らせたペットボトルを渡してくれたり、何がしかの助けはあるものです。

 コップ一杯の水の有難さ。暑い夏が来ると、思い出すのです。