たびえもん旅の思い出 20年もたてば違う都市の巻
20数年ぶりに台湾へ。どこもそうですが、特にアジアの街は変化が激しく、台北も例外ではありません。
まず充実の地下鉄網。意外に思う人もいるでしょうが、台北に初めて地下鉄が開通したのは90年代後半。まだ路線がほとんどありませんでした。
ドバイのブルジュハリファができるまで世界一の超高層ビルだった台北101も面影がなく、今や定番観光スポットの九份も当時はそこまで話題ではなかったと記憶しています。
逆に街のあちこちにあった檳榔屋はほぼ姿を消し、バイクは相変わらず多いものの、3人乗り4人乗りの姿は見かけず。
驚いたのはお堅い展示が並ぶ印象のあった故宮博物院に、VR技術を使ったゲーム画面があったこと。うちの子は挑戦していましたが、若い世代を取り込む努力なのでしょうか。
ショックだったのは小さな子供まで含めて、日本よりもマスク率が高かったこと。言葉が通じずとも笑顔で、ときに筆談を交えてのやり取りが楽しかったことが、僕の海外旅行の原体験。街並みがキレイになっても、無表情だと寂しくありませんか?(ふねしゅー)