たびえもん旅の思い出 旅先で一番知りたいのは…の巻

 地下鉄の構内に、ぶらり途中下車の旅をおすすめするパンフレットが時々並びます。内容は定番観光地と飲食店とお土産が買えそうな雑貨店。どのエリアであっても同じです。

 考えてみれば数ある旅行ガイドも中身はそんなもんです。この多様化の時代にマンネリともいえます。しかし、逆にこの3つはどんなにマニアックな人であっても絶対に行くでしょう。

 特に飲食店は! そして一人旅の時は、店の内装や料理で文化を感じながら、地元の人と交流するチャンスです。

 読めないメニューも指差しで何とかクリア。それでアルゼンチンでは想定外の鶏の丸焼きが出てきたこともありましたが…。

 タイでは2回しか行っていない店なのに、店主の晩酌に誘われ、野菜に謎のタレをつけたつまみを食べたことがあります。その謎ダレがめっぽうおいしく、今だに思い出す幻の味です。

 アブグーシュトというイランの郷土料理は好き嫌いが分かれるのですが、私は店をかえて毎日食べ歩き、どこのものが一番好きかを判定していました。
…やはり旅行ガイドはグルメガイドで正しいですね。(ごっちん)