たびえもん旅の思い出 究極のキャッシュレスは物々交換の巻
最近はあちこちでキャッシュレス化が進み、現金はほとんど使わないという人もいるかもしれませんが、究極のキャッシュレスといえばやっぱり物々交換。人類最古の買い物方法です。
ケニアのナイロビを訪れたとき、青空市場に出かけました。衣類や装飾品、絵画などの土産物が売られ、物々交換もできるという噂がありました。
当時自転車で世界を回っていた僕は、限られた物しかなく、考えたあげくにギリシャで購入した古着のジャンーを処分することにしました。暖かいアフリカでは着る機会が無かったからです。
2500円くらいの品でしたが、ヨーロッパ製で高品質だとうそぶき、交渉成立したのはキリンの絵が描かれた民芸品調のシャツ。かさばらず実用性もあり、なかなか良い取引だったと思うのですが、あのジャンパーその後誰の手に渡ったのか気になります。
余談ですがケニアは日本と同じ右ハンドルの国、あちこちに日本の中古車が。○○工務店や××幼稚園のワゴン車が、乗り合いバスに役割を変えて走っていました。いったいいくらで売られてきたのでしょう。(ふねしゅー)