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おすすめ旅行情報/チチェン・イツァ(メキシコ)
ユカタン半島のジャングルの中に、忽然と姿を現す巨大な9層のピラミッド(ククルカン神殿)。 四方の階段は91段あり、これに頂上の1段を加えると、1年365日を表していると言われています。
チチェン・イツァは、マヤ文明の遺跡としては、グアテマラのティカル遺跡と並ぶ双璧です。 世界的なビーチリゾートであるカンクンから日帰りで訪れられることを考えれば、知名度は圧倒的に高い人気の大遺跡です。
写真でもご紹介した9層のピラミッドが有名ですが、ほかにも戦士の神殿、ジャガーの神殿、球戯場など、 印象的な遺跡が広い敷地内に点在しています。大変に見応えのある遺跡です。
中でも、やはり気を惹くのは、他の遺跡群から少し離れたところにある聖なる泉セノーテです。 セノーテは世界でユカタン半島だけに見られる地下の空洞が陥没してできた泉であり、マヤ文明においては、 生贄の儀式の舞台として人身御供や財宝が投げ込まれた場所です。不穏な気配が漂っております。 くれぐれも落っこちないように!
類まれなる天文知識と、現代人には残酷に思える生贄の伝統を持ったマヤの人々、 失われてしまったその生活様式に思いを馳せながら、遺跡を歩いていただいたらいかがでしょうか?
時代 | 6~13世紀 |
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建設者 | マヤ人 |
規模 | ★★★/たくさんの建造物があり、全部見て回るには、けっこう時間がかかります |
景観 | ★★★★/観光客が多く、よく整備された遺跡です。 |
独自性 | ★★★/メキシコに数多くあるマヤ遺跡の代表格、カンクン発でどこか1ヶ所選ぶならココです |
難易度 | ★★★★/カンクンやメリダから日帰りが一般的ですが、遺跡周辺や近郊の町にも宿があります |
世界遺産 | 1988年(文化遺産) |
訪問時期 | 2001年8月 |
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