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おすすめ旅行情報/玉門関(中国)

国旗

シルクロード。旅行好きなら、たぶん一度は憧れるはずの道。その出発点として、最もふさわしいと言えるのが、 ここ玉門関ではないかと思います。漢、そして唐の時代において、中国は西へ西へと勢力を伸ばしましたが、 その果てが玉門関 。中華世界はここまで、ここから先は異民族が支配する世界、その分岐に置かれた関所こそが、玉門関です。

派手な遺跡ではありません。敦煌から北西およそ100キロ、広く荒涼とした砂漠にぽつねんと、 崩れかけた小さな遺跡が佇んでいます。目で楽しむ遺跡ではなく、この関所をくぐった古(いにしえ)の旅人たちを想い、 そっと感傷に浸るにふさわしい遺跡です。

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【玉門関】

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【玉門関】

近辺には小さなオアシスといいますか、緑が見られるようなところもあります。水が湧き出るからこそ、 人を置いて関所とすることができたのでしょう。しかし、一歩離れれば果てない砂漠、その圧倒的な広さを体感して下さい。

私は大好きな遺跡ですが、最大の難点は、訪れるのがとっても難しいこと。公共の交通機関はなく、 団体ツアーでなければ車をチャーターするしかありません。私は一瞬自転車も考えましたが、 日帰りできそうな距離ではないので、敦煌で人集めに奔走し、 上記のように仲間を得て玉門関ツアーを実現させることができました。


旅行お見積り

時代 11~13世紀
建設者 漢、唐
規模 ★/遺跡自体は大したものではありません、目より心で味わいましょう
景観 ★★★/辺境ムード満点、ここに至る砂漠では、蜃気楼も見えると言います
独自性 ★★★/周辺には玉門関と並んで有名な陽関があります。一緒に回れます
難易度 ★★★★/個人で行くのは、ほぼ不可能。車のチャーターになります
世界遺産 未指定
訪問時期 2003年7月

★印は5段階評価です。その基準については、こちらをご覧下さい





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