第5回 飛行機の座席について(赤ちゃんは、どこに座ればいい?)
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座席選びのポイントは…
いざ飛行機に乗って、気になるのは座席です。家族並んで座りたい、できれば窓際がいい、 隣に他人が来ないような席の並びにできないか、などなど、希望が色々あるかと思います。
ただ残念なことに、格安航空券やパックツアーの場合、 事前の座席指定ができないことが多いです。
座席選びのポイントは、次の3つです!
| やっぱり窓側 | 子供は外を眺めさせておくのが一番です。 地上の景色が見えても、雲しか見えなくても、 空を飛んでいることを実感してもらえます。 |
|---|---|
| 案外おすすめは 最後部 |
席数が減って、通路が広くなっています。 予約は前方から順に埋まりますから、空いていることも多いですね。 |
| 早めに空港へ | 事前指定できない場合は、とにかく早めに空港に行きましょう。早い者勝ちです! 満席に混んでいる場合、最悪家族がバラバラになってしまう可能性も…。 |
席の並びが家族の人数と合わない場合もありますね。 フライト時間の長さによっては、通路側を優先することもアリだと思います。
座席の配列は航空会社や旅行会社に尋ねれば分かりますので、予約の際に聞いてみましょう。
2歳未満は膝の上だが、ゆりかご席を予約できることも
2歳未満は座席なし、つまり親の膝の上に座ることになります。 長時間のフライトで、これはけっこう大変です。
おすすめは、バシネットと呼ばれる赤ちゃん用のゆりかごの利用です。 実物は右の写真をご覧下さい。親にとっては抱っこせず、そこに寝かせておけるので楽ちんです。
2歳未満の赤ちゃんを連れて行く場合は、ぜひバシネットを予約しましょう! と高らかに言いたいところですが、残念なことに制約も多いんです。
| 数に限りがある | バシネットは原則として前が壁になっている席、つまり最前列に取り付けられます。
当然その数に限りがあります。 バシネットの数よりも、その日同じ飛行に乗る予定の赤ちゃんの人数が多い場合、 全員は使えないということになります。 |
|---|---|
| 事前に予約の 確定ができない |
バシネットの予約は当日のチェックイン時に確定となります。
航空券の予約時に確定することはできません。 特にハワイやグアムなどのリゾート路線の場合、 赤ちゃん連れが多いことが予想されますから、早めのチェックインがおすすめです。 |
| 体重制限や 身長制限がある |
安全上、バシネットには体重や身長の制限があります。 小さな乳児の場合は大丈夫ですが、 1歳以上になりますと、航空会社の基準によっては断られてしまう場合があります。 |
私自身の経験では、利用できたことが1回、利用できなかったことが1回です。 それぞれの搭乗体験については、また次回以降で書いていきます。
幼児が座席使用の場合、チャイルドシートを利用できる
たとえば、大人1人で2歳未満の幼児を2人(双子など)連れて行く場合、 2人共を膝の上に乗せることはできないため、1人は小児運賃を支払って座席を使用する必要があります。
あるいは、長時間子供を膝の上に乗せておくのは大変であるという理由で、 2歳未満であっても小児運賃を払って座席を確保することは自由です。 お金に余裕があれば、そのほうがいいですよね~。
このようなとき、特に座位を保てない赤ちゃんが単独で席を使用するような場合に、 チャイルドシートを利用することになります。
航空会社が用意するチャイルドシートを借りることも、 自身でチャイルドシート(航空用に特別なものがあるわけでなく、基準を満たしていれば車用のものを使えます)を用意し、 持ち込むことも可能です。
航空会社や機材によって対応が異なる場合もありますので、あらかじめご確認下さい。


