ミャンマー F様(夫婦)2019年8月

お客様の声
2度目のミャンマーの期待度は満たされています。
何故インレー湖なのかといえば
前回バガンの帰りの飛行機がまっすぐヤンゴンに行かず
どこかわからないところに飛んでいったことに発しています。
かなり不安な気持ちでヤンゴンに飛び立つのを待っておりました。
そのときの飛行場がへーホーでした。
バガンから乗り込んだとき たくさんの旅行者が欧米系の方々でへーホーで降りられました。
何故? の疑問型が頭をよぎりました。
戻ってからどうしても行かなくちゃ! になりました。
今回ヤンゴンに到着したときのガイドさんがずっと一緒について下さったのは私たちにとって
遙かにこの旅行のミャンマーの理解度を深めることになりました。
雨期とは認識しておりましたが毎朝空の状況を見て過ごしました。
滞在したホテルは広い部屋でエアコンがあり風呂桶がありスタッフの心遣いに感謝しております。
とりあえずのクルーズのボートで私はノックアウトされてしまいました。
もちろん良い方に!
目線に広がる自然の風景と風と雲とボートのしぶき インレー湖のたくましいミャンマーの過ごし方
道路の状況によって 自転車で動くつもりでしたが
雨が土砂降りになるし 車の往来もけっこうあり ボートの移動のほうが安い
トレッキングの日
朝から やっぱり雨で やみそうな気配はなく 知らない土地のやま登りはどうかと思いましたが
それでもカッパを着て あまやどりしながら
エレハントマウンテンというらしいやまを目指しました。
インレー湖から 目印になった山の途中に見えるパゴダを通り過ぎ
山の頂上に着いたのかとおもうあたりで雨は最高に降り 
汗なのか雨なのか いくらか下ったところで 僧院のお坊様に山のガイドさんが道を尋ねると 
道がやばい状態なのでお坊様が もう一つの道を自ら案内してくださいました。
その道がどろどろのやまみちで斜度もあり 滑る! 楽しい下り道!
途中 たぶんお坊様の畑の中を歩いたのかもしれない
たくさんのお供えする花を作っておられるところをどろどろになりながら下りました。
かなり下ってきた民家でガイドさんが背中にしょってきた食材で 焼きそばを作ってくれました。
お坊様は案内してくださったお礼も受け取らず もどられました。
そこから雨はやんだのでした。
私たちは日本でも たくさんの山道を歩いておりますが 今回の経験は半端有りません。
娘に話すと ウルルン滞在記のようだと。
カックーも素晴らしい物でした。
インレー湖の南 サガまでボートで2時間 これも又たのしいものでした
特に 途中でボートが水草の上に乗り上げてしまい 動けなくなってどうする!! というときに
通りかかった村人AとB 2台のボートが 着ていたビニールのかっぱを脱ぎ捨て水に入って助けてくれました。
とんでもない親切で ありがたいことです。
こちらは私たち夫婦と 女性のガイドさん 若い船頭さんなので。
ホテルでは皆さんによくしていただきました。
こんなに滞在する人は珍しいのでしょうか?
一つ申し上げれば ホテルのレストランの味が
今ひとつ まじめすぎるのであきてしまったことかなあ
インレー湖を去る最後の日
毎日ボートに乗っていたので さみしく思っていたところ
ホテルからニャウンシェまで ボートで乗せていただき 心残りはありません。
間のフリーの日 朝からあめで部屋におりましたが
途中晴れたのでボート乗り場でつりもやりました。意外にも ミミズのえさで魚を3匹釣りました。
ホテルの人がこんがらがった釣り糸をなおしてくれたり釣り方を教えてくれたり。
その魚の名前 みんな知らないのです。
ヤンゴンのホテルは ちょっと 着いたすぐの日の部屋は水道が壊れていて
トイレットペーパーがびしょびしょということもあり
ヤンゴンにもどっての 部屋を広めの部屋に変えてもらいました。
日本の水回りを考えると トイレのペーパーをゴミ箱に捨てるとか お湯の出が悪いとかたくさんの問題はありますが これが普通と考えると 世界の認識を日本と同じように考えるのは 勉強不足と考えます。
楽しい良い旅行でした 有り難うございました。
たびえもんより
画像
2度にわたり、ミャンマー旅行をご用命いただきありがとうございました。
インレー湖周辺はバガンと並ぶ観光地ですが、ご興味を持たれたきっかけが前回のご旅行のフライトスケジュールの大幅変更だったとは初耳でした。
雨期のため、お天気はあいにくだったようですが、そのかわりにお坊さんの道案内や村人のボート救出劇など心の晴れる素晴らしい出来事があったのですね。
読んでいて私もジーンとしました。
散文詩のような文体でミャンマーの自然の美しさ、人の温かさ、
ちょっと不便なところもユーモアを交えて見事に活写していただき、ありがとうございます。
楽しく読ませていただきました。


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