たびえもんの日常を旅して/民族衣装は滅びずの巻
先月、おかげさまで長女の7歳のお祝いが無事終わりました。
お参りに行く時は着物を着ました。それは私の母が七五三祝いで着たという、半世紀は経った年代もの。
柄が古く、今着るのは滑稽かしらと心配しましたが、帯等は新調して合わせたら、逆に個性的に仕上がり大丈夫でした。
ちなみに私の七五三は洋服でした。それはもう残っていません。洋服は流行のもの、好きなものを着て、次世代まで残す意識は弱いですね。
世界中で着られているジーンズ、カットソー、フリース、ダウン。服装のグローバル化は顕著ですが、ここぞという時は民族衣装が出てきます。
ポーランドで出会った結婚式帰りの子供は黒ベストに白いブラウス、刺繍がびっしり入ったスカートといういでたちでした。
民族衣装には風土に根差したアイデンティティが染み込んでいて、ちょっとやそっとでは廃れないもののようです。
私は、実は民族衣装は年配者を最高にカッコよく見せてくれると思っています。粋な和装のおばあちゃん、私の理想ですね~。(店長 ごっちん)