たびえもん旅の思い出/優れた旅人とは?の巻

 先月は新聞の取材が続き「いい旅って何だろうな」と改めて考える機会になりました。

 旅に行く。感動を期待して名所や自然を目指しても、それを見て何かを感じとるのは自分です。

 どんなにお金をかけても、大勢で賑やかに行っても、旅が良いものになるかどうかは結局「自分の心次第」です。

 心配事が頭から離れなかったら、絶景を見ても心は晴れないでしょう。同行した人と仲違いして、ぎくしゃくした雰囲気になったら、豪華な郷土料理も砂を噛むようです。

 「こういうの、見たことある」と過去の経験と比較ばかりしていたら新鮮味は無いでしょうし、雨や渋滞などの予想外の展開にいちいち不満を持っていたら、そりゃ楽しくないです。

 そう考えると、日常を楽しめる人は非日常も楽しめるし、その逆もありうるということ…でしょうか。

 嬉しい事もそうでない事も受けとめ、楽しむコツは、旅先でも地元でも同じです。

 心を鍛えたら、人生という旅で起きる全ての出来事が楽しめるようになりますね!(店長 ごっちん)