たびえもんの日常を旅して 天才は辺境より現るの巻

4月から、東京都の中学校教員として働くことになりました。未経験四十六歳からの正職員採用。ありがたい反面、プレッシャ―も大きいです。

専門科目は美術ですが、配属は特別支援学級の担任です。いわゆる学科は教えず、発達障害などが原因で学校生活を過ごす事が難しい生徒に人間関係の築き方や勉強の進め方を教える先生だそうです。

すでに昨年度、幼稚園で様々な障害のある園児の介助を経験しているので彼らの思考や行動特性についてはある程度分かっているつもりですが、年代が変われば接し方もまた変わります。まずは素直に彼らを見ていく事から始まると思います。

「こういう先生になるんだよ」と子ども達に話すと、中学生の長男が「お母さんは障害って聞いても線引きしないし、受け入れる器の大きい人だから、大丈夫っしょ」と言ってくれて、それが今のところ最大級のエールです。

 モーツァルトもアインシュタインも発達障害だったらしいし、天才達がのびのび生きていけるよう、奮闘していきます。(ごっちん)