たびえもん旅の思い出 スクリーンの向こう側の巻

 思うように海外旅行に行けない今、私もついに(?)ネットフリックスと契約して、海外映画やドラマで異国情緒に浸っております。

 そういえば、はじめて海外一人旅の行先として選んだ台湾も、決め手は映画でした。

 一時期アジア映画にはまっていたとき、とりわけ気に入った作品が全て台湾映画だったのです。私の感性に合う何かが、かの国にはある! と一方的に片思いを募らせ上陸しました。

 結果、良い旅でしたし今でも詳しく覚えています。一度行った国は二回行かなくても良い、と考えているくせに台湾だけは別腹で何回でも行きたいと思います。そして今でも台湾の映画やドラマをこっそりチェックして泣き笑いしています。

 大国の映画のように莫大な製作費をかけられない代わりに、脚本がよく練られ、人間がよく描けていますし、役者やスタッフの熱量や技量の高さがスクリーンからじわっと伝わってくる作品が多いと思います。

 今年は蒸し暑い本当の台湾の夜を彷徨えるでしょうか。(ごっちん)