たびえもんの日常を旅して 温故知新は良いけれどの巻

 3人の子を学校に通わせていると、自分の子供時代とずいぶん変わっているなと感じることがあります。

 小学校から外国語の授業が始まっていること、SDGsやジェンダーといった概念が取り入れられていること。かといって真新しいことばかりではなく、パン食メインだった学校給食がご飯メニュー中心になるなど、日本の食文化を伝えていく試みも。

 加えて最近知って驚いたのは、音楽で琴の演奏を学んでいること。木琴やハープではなく日本のお琴。僕自身は見たことこそあれ、これまでの人生で一度も触ったことがありません。

 最近行われた小学校の音楽会でも、縦笛やピアノやドラムに交じって琴の音色が響いていました。和洋の楽器が混在するのは不思議な感じもしますが、僕たちの世代には無かった貴重な経験だろうと羨ましく思いました。

 もっとも残念なこともあって、それはせっかくの合唱や演奏がマスク姿なこと。たとえば年末の紅白歌合戦で登場するミュージシャンは、みな笑顔を見せてくれるはず。なぜ子供は…なんでしょうね?(ふねしゅー)