たびえもん旅の思い出 ウン〇はとても暖かいの巻

 すいません今回は下ネタです。不快に思われる方は読み飛ばして下さい。

 連日寒い日が続いています。燃料高もあり、暖房費がバカにならないという人も多いのではないでしょうか? 

 今から二十年前、僕は北インドを訪れていたのですが、暑いイメージのあるインドも、北部の冬はかなり寒い。安宿はすきま風にさらされることもあり、凍えるように旅を続けていました。

 あるとき仏教の聖地ブッダガヤで、知り合った地元の人の家に招かれたことがありました。

 仏陀が悟りを開いた聖なる地で、さっきまで走り回っていたニワトリを捌いてカレーにして、花を蒸留して造られるという地酒をふるまわれ、ちょっとした宴になりました。

 冷え込む夜、家の人が運び込んできたのはガスや電気のストーブではなく、何やら丸いもの。これに火をつけるとほんのりじんわり暖かい。

「牛のウンコです」
「えっ?」

 草の繊維がたっぷりで、乾燥させているから匂いも無い。インド伝統のエコな暖房のパワーにびっくり。

 僕が聖地で学んだありがたい教訓の一つです。(ふねしゅー)