たびえもん旅の思い出 2年半ぶりの海外旅行の巻

 夏休みを利用してスイスへ行ってきました。コロナ禍を挟んで久しぶりの海外、出入国手続きなど以前との違いを確認する目的もありました。特に印象的だった2つのことを紹介します。

 1つはマスク姿の人がほぼゼロだったこと。隣国ドイツでは公共交通での義務化が残っているのですが、スイスは規制が全廃されています。

 出会う人の表情がきちんと見える。それだけでコミュニケーションがとりやすい。改めて大事なことだと感じました。

 もう1つは物価の高さ。相対的に日本が安くなっているというのは、最近色々なところで指摘されていますが、ペットボトルのジュースが4~500円くらいで売られています。

 とはいえアルプスの山で、最新式のゴンドラに揺られたりしていると、むやみに高いだけでなく、良いものに良い値段を付ける。その意識が徹底しているようにも思えました。

 かつてスイスは山あいの寒村、外国で戦う傭兵になるくらいしかなく、とても貧しかったそうです。なぜ変わったのか、変われたのか。考えさせられる旅でもありました。(ふねしゅー)