たびえもんの日常を旅して 好かれるご利益の巻

 数年前の出会いから、しばらくご無沙汰していた方にお会いしました。場所は表参道、彼女が店長を務めるヘアサロンの中です。ヘアメイクを教わった後、服を替えて簡単に撮影してもらいました。

 誰かに外見を整えるお手伝いをしてもらった事は何度かあります。その経験を通じて感じるのは、仕上がりの良さは相手の技術の巧拙より、私に好感を持ってくださっているかどうかが最後は決め手になるんだということです。
 お仕事感覚だと、どこか表面的な仕上がりになってしまう気がします。

 ありがたいことに、表参道の彼女は私の事を「面白い、元気な人」と好意的に捉えて下さっていて、どうにか私の美点を引き出そうと奮闘してくださいました。

 自分の希望を通すためには嫌われる勇気も大事ですが、いざという時に事をうまく運ばせる為には日頃から好かれていることも大事…、人間関係がもつれ絡まる学校にいると、身に染みます。

 日頃から明るく、誰にでも平等に親切に。情けは人のためならず、です。
(ごっちん)