たびえもん旅の思い出 何も無い贅沢の巻

 8月、人生初のオーストラリア大陸に上陸しました。治安がよく、人あたりが柔らかく、日本やアジアの食材がスーパーで手軽に手に入り「住みやすそう」が第一印象でした。

 実際、今回の旅は日本人に出会う事が過去一番に多かったです。旅行者もそうですが住んでいる人も多く、語学留学やワーキングホリデーで来たアジア人を受け入れてきた歴史がこの居心地の良さを作っているのだと思いました。

 赤茶色の大地に岩山が突如そびえるウルルでは、周囲の草原の静けさと夜の星空が印象的でした。都会の生活が続くと、ずっと昔からそのままの自然の美しさが心に染みます。

 オーストラリアはまだ開発が進んでいない手つかずの土地も多く、キャンプなどは日本以上に盛んなようです。

 社会にどこかゆとりを感じるのは、平日は街で働いて、休日は自然の中でのんびり過ごせる環境が、人の心を健全に保たせているのかもしれません。

 それにしてもコロナ以後、どんどん海外の物価が高くなってきて、日本の物価感覚で海外に出ていくと焦りますね。危機感を感じます。(ごっちん)